
- 【駒込・淑巣・桜丘など私立中受験動向解説】夏から始める『いきいき中学受験』
- 2025. 6. 5/入谷教室情報 日暮里教室情報
- 自由塾代表の中島です。(中島の履歴書はこちら)台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。自由塾は、開塾46年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。ここ数年、私立中学受験を志向するご家庭が増えています。自由塾でも、確かにそのようなご家庭からのご相談が増えてきています。そんな状況下、自由塾入谷教室、日暮里教室では、自由塾らしい私立中受験のスタイルということを鑑み、親子共々『いきいき私立中学受験』を提唱させていただいています。正直なところ『いきいき私立中学受験』をうたいはじめた当初は手探りでしたが、ご理解いただけるご家庭も増え、それに比例して受験での合格実績も勢いを増してきています。過去2年の合格実績です。【合格実績】立教池袋・巣鴨・成蹊・日大豊山・獨協・東洋大京北・安田学園・淑徳・淑徳巣鴨・駒込・桜丘・日大一中・郁文館・足立学園・成立学園・京華女子・開智・開智所沢・埼玉栄・獨協埼玉・専修大松戸・江戸川女子 等自由塾の『いきいき私立中学受験』の対象となる学校や自由塾生が多く志望する学校にしぼって、今年2月の入試の状況及び入試結果偏差値等をレポートさせていただきます。特に今回は、偏差値50前後から60台半ばの学校に限って記載しています。※偏差値はすべて首都圏模試センターの2025年入試の結果偏差値です。【駒込中学】〈偏差値55〜66〉年々倍率、偏差値とも上昇傾向で進学校の仲間入りと言っても過言ではない学校になりました。「適性検査型」「プログラミング」「自己表現」など独自性の強い入試も行っていますが、そのような入試を除いた従来の教科型の入試になると、偏差値55からですから、甘くはないですね。特に特待入試は、偏差値66と一気に跳ね上がります。自由塾生は、駒込中学の早慶やGMARCHへの進学実績に注目して志望する場合が多いです。※駒込中学・高校の詳細はこちらから ⇒ クリック【淑徳巣鴨中学】〈偏差値 男子56〜63、女子57〜63〉今年2月の入試で、受験者数が前年比256名(増加率126.6%)と一気に増加しました。理数教育、グローバル教育、探求学習に力を入れていることが評価されていると思われます。偏差値もどの入試日程でも56以上と着実に上昇しています。スーパー選抜コース対象のスカラシップ入試は、偏差値62,3と簡単には届かない数値になっています。自由塾生は、淑徳巣鴨中学や高校の部活が盛んなところや早慶やGMARCHへの進学実績に注目して志望する場合が多いです。【桜丘中学】〈偏差値50〜61〉こちらも今年2月の入試で、受験者数が前年比461名(増加率144.9%)と急増し、話題になりました。ICT教育、英語教育、探求学習などの教育内容が評価されています。受験者数の増加も相まって、実際の偏差値はもう少し高いのでは?という声も。※2/1,2午後の3年特待入試は2026年度より2科のみとなります。自由塾生は、説明会で感じた先生の熱量と早慶やGMARCHへの進学実績に注目して志望する場合が多いです。【京華中学】〈偏差値47〜60〉今年2月の入試で受験者数が減ったのですが、 それには理由があります。前年度入試で多くの入学者を迎えたため、教室数などの関係で2025年度は事前優遇の基準を上げ、人数を抑えめにしたのが一因と考えられます。同校の説明会で、京華は難しくなったという印象を持たれたのではという分析もありましたが、実際に偏差値も入試各回とも昨年から1〜2上がっています。今年度は、改めて広報活動に力を入れることも予想され、厳しい入試になる可能性もあります。自由塾生は、京華中学の先生の面倒見のよさと入学後成績を伸ばしてくれることに注目して志望する場合が多いです。※京華中学・高校の詳細はこちらから ⇒ クリック【足立学園中学】〈偏差値42〜60〉ここ数年、人気が高まっている学校のひとつです。第一志望入試=志入試(国語と算数の基礎学力のテストと親子面接)こそ偏差値42ですが、それ以外は47以上と入試各回とも偏差値の上昇が見られます。志教育が広く認知されつつあり、学校全体を押し上げている印象です。自由塾生は、夢を明確にして努力することを手厚くサポートしてくれることや男子校であることに注目して志望する場合が多いです。※足立学園中学・高校の詳細はこちらから ⇒ クリック【中村中学】〈偏差値44〜54〉安定した人気の女子校です。自由闊達な校風の中、探究活動や英語教育、STEAM教育も充実していることが人気の要因かと思われます。今年2月の入試でも一般入試、特待入試では実質倍率2.2倍〜3.2倍と堅調な入試が続いています。英語型入試も行っているので、英語が得意という方はそちらでの受験も検討されてみてはいかがでしょうか。自由塾生は、語学を頑張れることや落ち着いた立地に注目して志望する場合が多いです。【以上の学校についての総括】●ここ数年、難関校や最上位校の受験者は全体に減少傾向で、逆にいわゆる中堅校の受験者が急増しています。まさに上記したような首都圏模試の偏差値で50前後から60台半ばぐらいの学校です。こうした学校は、偏差値や倍率が上昇し、厳しい入試になってきているのは事実です。中堅校というと、比較的入りやすいというイメージをもたれるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。昨今では、1,2年のうちに偏差値が2〜4程度上がる学校もあります。ですから、難関校ほどではないにしろ、ある程度早めに受験体制に入り、まず土台作りから始めてしっかり準備を行う必要が以前にも増して出てきました。個人差はあり一概には言えませんが、できれば2年、最低でも1年半程度は受験対策の期間に当てたいところです。●入試の合否を分ける一番のポイントは、やはり算数のできにかかってきます。上記のような中堅校を受験する場合、大手の算数テキストを隅から隅までやる必要はありません。基本問題がしっかりマスターできれば十分合格点に届きます。実戦問題や応用問題まで手をつける必要はないのです。難しい問題に無理して取り組むことで、混乱してしまったりやる気を失ったりというケースを数多く見てきています。★上記以外の学校でここ数年、自由塾入谷教室、日暮里教室の『いきいき私立中学受験コース』 の生徒達が合格した学校についても、簡単にふれます。【獨協中学】〈偏差値60〜65〉いわゆる中堅校を抜け出しそうな勢いがあります。倍率、偏差値ともここ数年右肩上がりです。【日大豊山中学】〈偏差値58〜64〉日本大学の付属校の中でも人気の男子校です。厳しい入試が続いていますし、基準偏差値も前年度から上昇しています。【東洋大学京北中学】〈偏差値62〜64〉11年前に東洋大の系列校かつ共学化したことで、一気にブレークしました。今年2月入試でも受験者数も増え、倍率2.8倍〜5倍と高い倍率を維持しています。入試問題で記述問題が多いため、適性検査型入試はおこなっていませんが、公立中高一貫校との併願者が意外と多いです。【上記3校についての総括】●偏差値60を超えるような学校なので、もう中堅上位校と言ってもいいかもしれません。こうした学校では、やはり2年程度の準備期間は必要です。算数も基本問題だけで大丈夫というわけにはいきません。実戦問題や応用問題も問題を選んで取り組む必要があります。自由塾入谷教室、日暮里教室の『いきいき私立中学受験コース』の生徒がこのレベルの学校に受かっているのは、個別対応で志望校に合わせて問題を選んで指導しているからです。そのような個別に志望校に応じて指導するスタイルで、偏差値的にはさらに高い【立教池袋中学】や【巣鴨中学】、埼玉の【開智中学】【開智所沢中学】にもここ2年、合格者を出しています。【自由塾入谷教室・日暮里教室の『いきいき私立中学受験コース』とは】●当教室の私立中学受験コースは個別指導です。ですから集団指導でありがちな、わからないまま先に進んだり、「そんなのわかってるよ」といったことを何度も繰り返したりといったことがなく、自分のペースや理解状況に合わせて効率的に学習することができます。各生徒に合わせて、難しすぎる問題や単なる詰込みは除外し、無理なくムダなく指導します。●集団指導では質問ができない生徒でも、気軽に先生に質問することができます。●生徒ひとりひとりの志望校や理解状況に応じて、最適のカリキュラム、テキストで指導します。●苦手単元や弱点を集中的に学習することができます。また、入試直前には自分の受験する学校の過去問を中心に学習することもできます。集団授業の場合、自分が受験しない学校や難易度の高い過去問の演習をすることがあります。いきいき私立中学受験コースの対象となる学校は、過去問をしっかり解くと高得点を狙いやすい場合が多いので、自由塾では11月から毎週土曜日に「中学入試直前対策ゼミ」を開講し、それぞれの受験校の問題を徹底的に演習する機会を設けています。●お子様に合った私立中受験を学校選びからお手伝いします。小6の志望校を最終的に決定する時期に、大手の場合、中堅校の志望校選びのサポートを万全にしてもらえないケースが散見されます。自由塾では、中堅校のことをしっかり知っているノウハウを活かして、お子様の将来を見据えた志望校選びを徹底的にサポートします。●首都圏模試の申し込み、受験が自由塾内でできます。【『いきいき私立中学受験コース』 空席状況】今年度、多くの生徒に受講いただいているため、残席がわずかですが、下記の枠でしたら、ご対応可能ですので、ご相談ください。〈入谷教室〉●火・水・木16:50〜18:40●月〜金 18:50〜20:40〈日暮里教室〉●火 16:50〜18:40●月〜水、金18:50〜20:40●土 15:10〜17:00
※いずれのコマも1,2名程度で満席となりますので、ご了承ください。
【夏期講習】★7/21(月)〜8/22(金)『いきいき私立中受験コース』外部生3名のみ(各教室)募集します!★7/ 7(月)〜7/18(金)(夏期入門講座)
夏期講習の前に、無料で体験できます。塾の雰囲気、相性などを講習前に確認いただけます。ただし、定員になり次第、締め切ります。入谷教室
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- 【1学期期末テスト対策】無料体験できます!~最初の定期テストがとても大切なわけ
- 2025. 5. 29/入谷教室情報 日暮里教室情報
- 自由塾代表の中島です。(中島の履歴書はこちら)台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。自由塾は、開塾46年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。ここ数年、区立中学では、1学期の中間テストを実施しない学校が増えてきています。短絡的にラッキーと思っている生徒も少なくないようですが、それは大きな間違いです。【試験範囲が広い】中間テストがなかったということは、裏を返せば期末テストの範囲が広がるということです。4月の新学年スタートからおよそ2か月半分の内容の試験ということになるのです。さらに中2、中3の生徒は前学年の学年末以降(前学年3月以降) に教わった内容も加わるので約4カ月近くの試験範囲になります。これだけ長いスパンが範囲となる試験は他の定期テストではありません。間違いなくテスト勉強にかなりの時間を要するため、いつも以上に早め早めの準備が必須なのです。【最初の順位や評価を覆すのは大変】単に範囲が広いというだけでなく、最初の定期テストはとても大切です。と言うのには理由があります。子供たちはよく、「次からがんばる」「いついつから・・・」と口にします。それで逆転できればいいのですが、私が長年見てきた限り、そういったケースはレアで、特にここ数年は難しくなってきています。一度ついた順位や評価を覆すのは、よほどの覚悟がない限り困難と心得るべきです。ここで、学年ごとに期末テストで気をつけるべきポイントを書いてみます。【中1】数年前までは、中1の1学期の定期テストはある意味、安全パイでした。英語など90点以上がほとんど、100点も多数。数学もそれに近い状況でしたが…。現況は様変わりしています。中学で教わる学習内容自体が難しくなっているのです。●英語…小学校で教科化されたことにより、すでに土台ができていること前提で、授業が進みテスト問題も作られます。数年前までのように、1年生の1学期の定期テストはアルファベットが書ければ…なんて生易しいものではありません。さらに教科書改訂以降、一気に難易度が上がったことも一因です。いきなり「be動詞」と「一般動詞」が同じ単元で登場し、土台のできていない生徒は、最初から混乱してしまいます。ここの理解度は本当に大切な部分で、ここでつまずくとこの先の中学英語、高校英語でもかなり苦労することになります。●数学…英語ほどではないにしろ、同様な傾向があります。最初の単元の「正負の数」でつまずくと、その先の「文字式」や「方程式」もわからないままで、結局数学嫌いになってしまいます。正負の数ぐらいとあなどってはいけません、特に正負の数の加減の計算は、中3になってもできない生徒がいます。また思考力や応用力を問う問題が増えているので、心してかからないと、最初で痛い目に遭ってしまいます。【中2】●英語…教科書に出てくる単語や熟語が増えたことにより、1年間の積み重ねで語彙力にかなり差がついています。中1で習った文法についてもしかりです。中2の今のうちから少しずつ取り戻していけるよう対策を取る必要があります。他の教科にも言えることですが、「中3になってからがんばる」では遅いと心得るべきです。●数学…ほとんどの学校が、「連立方程式」まで範囲に入ります。意外と得点差がつきやすいのがこの単元です。さらに、ここでつまずくと次に出てくる一次関数も苦労します。また、中1の後半に教わった「データの分析と活用」、ここも語句の意味の理解などをしっかり復習しておく必要があります。【中3】●英語…中3の1学期の英語はかなり手応えのある内容が満載です。まず「現在完了」。ここで時制が混乱してしまう生徒が多いです。それから「受け身形」。文の構造が理解できていないと英文の解釈ができず、長文読解でも苦労します。また、過去分詞形が出てくるため、暗記すべき語彙も確実に増えます。●数学…「展開、因数分解、平方根」がメインになると思われます。高校入試でも必出なので、確実に理解しておきたい単元です。しっかり問題演習をして習得すれば比較的得点しやすいところですので、高得点も目指せます。逆にここで理解できていないと、この先出てくる単元で高校入試でも点差のつきやすい、二次方程式や二次関数で苦労することになります。【1学期期末テスト対策週間】6/5(木)〜27(金)★自由塾入谷教室、日暮里教室では、定期テスト前の約2週間を『定期テスト対策週間』と銘打ち、テスト対策に絞った指導を行います。●定期テスト前の2週間ほどは、通常の授業でも各中学のテスト範囲にしぼって、連日テスト対策指導します。●土日、祝日も含めて、テスト対策の追加受講ができます。●テスト対策期間中は、通常受講していない教科も含めて主要5教科全科目に対応します。●学校のテスト前課題の進捗についても確認し、理解状況や進捗によっては授業内でも指導します。また、家庭学習の進め方についてもアドバイスします。★期末テスト対策、ご相談ください。〜2週間無料、テスト勉強の体験ができます!期末テスト対策を2週間の無料体験期間に当てていただくことができます。まずは、現在の学習状況やテスト勉強法などについて、ご相談させていただきます。自由塾は、生徒や保護者の立場に立った良心的な運営を心がけています。どんなことでもお気軽にご相談ください。
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- 【足立学園中学校・高等学校の入試説明会レポート】 ~2025年度入試結果、2026年度中学入試、高校入試概要、大学進学実績など
- 2025. 5. 22/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 5/16に足立学園中学・高校の説明会に行ってきました。今回はそのレポートです。〈中学入試〉【2025年度中学入試概況】●各回で高倍率の入試に。志入試(第1志望入試)が1.7倍他の回は3.2倍〜 10.3倍と、かなりの高倍率入試に●合格最低点【一般入試】2科7割程度、4科60%台後半、特別クラス8割以上【特別奨学生入試】特別奨学生7〜8割、特別クラスはそれより少し低め※教科毎の合格者平均点を見ると、国、理、社が7〜8割なのに対して、算数は各回概ね6割台です。男子校なので、算数はやや難しめ、言い方を変えると算数のできが合否を左右すると言えそうです。【2026年度中学入試について】●2種類4パターンの受験方法・一般入試a.志入試(第1志望入試) b.2科4科選択入試※bの4科入試を選択した場合、一旦国算2科の点数で合格を出す。つまり4科入試はチャンスが2回。※成績上位者は特別クラスに合格。・特別奨学生入試c.4科 d.適性検査※特別奨学生入試は合格パターン3通り①特別奨学生合格 ※入学納入金免除+授業料・教育充実費免除②特別クラス合格③一般クラス合格※②③は毎年特別奨学生になるチャンスあり(年次審査)●志入試(第1志望入試)について・教科書レベルの問題をミスなく解く練習が必要・自分の考えを書く練習が必要・親子面接では、保護者の教育方針の理解状況や本人との関係性が問われる・本人のやる気やマナーも問われる●主な併願校(中学入試)1位日大豊山中 2位成城中 3位獨協中※やはり男子校が上位を占めます。〈高校入試)【2025年度高校入試概況】●一般入試合格最低点(国数英3科合計)第1回 探究205点/文理175点/総合150点第2回 探究230点/文理195点/総合180点●併願優遇の場合は上記合格最低点の約7割で合格【2026年度高校入試について】《1/22推薦入試概要》a.A推薦(単願)b.B推薦(併願、東京はなし)c.スポーツ推薦(単願)d.志自己推薦(単願)※基礎学力テスト(国・数・英リスニングあり)●志自己推薦(第1志望入試)について・当日 国・数・英の基礎学力テスト+面接(学力基準無し)・事前提出 エントリーシート・生徒、保護者の事前相談が必要(HPより要予約)相談日7/19,8/30,9/27,9/2810/11,11/22,11/29,12/24●推薦・併願優遇の内申加点措置・単願3点まで特別活動は2点まで・併願1点まで(検定類のみ)・加点内容英検・漢検・数検CEFR、TOEFL特別活動(単願のみ)…部活動、委員会活動、ボランティア活動等●推薦入試合格者は上位コース・成績特待に挑戦可能2/10・12の一般入試を受験(無料)その結果で異動あり《2/10・12一般入試概要》e.一般入試 f.併願優遇 g.成績特待併願※学力テスト(国・数・英)●一般入試の成績優秀者は3年間授業料免除【2025年度大学受験合格実績】●国公立大 11名●早慶上理41名●GMACH 83名【中島所感】中学受験は、ここ数年受験者が増え、厳しい入試となっています。全体に倍率も高く、単願と言い換えてもいい志入試でも1.7倍出ています。志入試で受験する場合でも楽観はできず、2科または4科で受験するつもりで、しっかりした準備をする必要があります。特に上記した通り男子校ということで、算数は早めの対策が望まれます。高校からの入学はさらにハードルがあがります。今後も要注目、要注意の学校のひとつです。
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- 【中3の1学期はとても大切‼】その理由は・・・
- 2025. 5. 8/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 自由塾代表の中島です。(中島の履歴書はこちら)台東区入谷教室、荒川区日暮里教室で直接教鞭も取っています。自由塾は、開塾46年を迎えた都立中学受検、私立中学受験、高校受験内申対策に強い学習塾です。GWが終わり、「我が子も、そろそろ落ち着いて学習に・・・。」と思いたいところですが、1学期は学校でも行事が多く、なかなか落ち着きませんね。今日は、そんな状況下にある、区立中学の3年生に向けてのブログです。なぜ、この時期に中3の皆さんに向けて書くかと言うと●例年、夏期講習から入塾してくる中3の生徒も一定数いるのですが、学習面で苦労している生徒が多い●そういった生徒は、ほとんどの場合、それまで塾に通っていなくて学習習慣がついていない●特に中3はこの時期、運動会や修学旅行など行事が多く、なかなか落ち着かないといった理由です。確かに学校行事で大変でしょうが、5月から少しずつ学習習慣をつけられるかが、高校受験に向けて大事になってきます。そして、内申を維持できるか、あるいは少しでも上げられるかがとても大切です。2学期にがんばればと考えている人も少なくないと思いますが、実は私立高校の多くは、1学期の内申成績も参考にしたり、見てくれたりするのです。自由塾から受験する生徒の多い、駒込高校や京華高校、京華女子高校、桜丘高校などもそうです。みんなが行事に明け暮れている時、受験がまだ先にある時期にがんばって結果を出せたということは、アピールポイントになりそうですし、実際そういったところを評価する学校もあるようです。まずは6月に行われる期末テストが最初の関門です。ほとんどの区立中学で1学期の中間テストが実施されない現在、ほぼ一発勝負となる期末テストは、内申確保にとって本当に大切になってきます。ここで、中3の1学期期末テストの範囲になると思われる内容で、特に重要なポイントを挙げてみます。【数学】展開、因数分解、平方根がメインになると思われます。高校入試でも必出なので、確実に理解しておきたい単元です。しっかり問題演習をして習得すれば比較的得点しやすいところですので、高得点も目指せます。逆にここで理解できていないと、この先出てくる単元で高校入試でも点差のつきやすい、二次方程式や二次関数で苦労することになります。【英語】英語はかなり手応えのある内容が続きます。まず現在完了。ここで時制が混乱してしまう生徒が多いです。それから受け身形。文の構造が理解できていないと英文の解釈ができず、長文読解でも苦労します。また、過去分詞形が出てくるため、暗記すべき語彙も確実に増えます。【1学期期末テスト対策週間】6/7(土)〜27(金)自由塾入谷教室、日暮里教室では定期テスト前の約2週間を『テスト対策週間』と銘打って、各中学の試験範囲に絞って徹底指導を行っています。この期間は、各塾生がしっかり目標を持って集中してがんばり、結果に結びつけるため全力を尽くします。希望者は、土日を含めて普段通塾していない日に追加受講したり、通常受講していない理科や社会を勉強したりすることもできます。ここでがんばって内申を大幅にアップさせ、志望校のランクを上げた生徒もいます。今年度1学期期末テスト対策週間は、6/7(土)からを予定していますが、その前に塾に慣れ、基本事項の理解をチェックするため5月中に体験していただくことも可能です。期末テストでがんばって内申を上げたい中3の生徒、保護者の方まずはお気軽にご相談から!
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- 【京華女子中学校・高等学校の入試報告会レポート】 ~2025年度中学入試、高校入試結果報告、大学受験実績など
- 2025. 5. 1/入谷教室情報 日暮里教室情報 入谷教室のブログ 日暮里教室のブログ
- 前回ご報告した男子の京華中学・高校に続き、今回は『京華女子中学校・高等学校』の入試報告会レポートです。3校(京華中高、京華女子中高、京華商業高)ワンキャンパスが実現し、新たな女子校のスタイルを作っていくという同校。男女別学の、それぞれのびやかに活動できる良さは維持しつつ、男女で協力、協調できるところはしていくという方針です。【2025年度中学入試概況】●志願者数・受験者数ともに大幅減・受験者数 昨年604名→今年192名(前年比約3割に)2年連続大幅増の反動で、難化が予想され敬遠されたのでは?・2科、4科の受験者の割合はほぼ1:1●主な併願校女子校 1位十文字 2位三輪田 3位跡見学園、実践女子学園共学校 1位桜丘 2位日本大学第一 3位駒込、玉川聖学院、東京成徳公立校 1位白鷗 2位大泉 3位九段上位女子校との併願は増加傾向。共学校との併願も増える(約4割)●受験生の得点状況・平均点はほぼ昨年並み。合格最低点は昨年の得点率約65%から60%へとやや下がる。・理科の実験に関する問題の得点率が高い。●小学校低学年から京華女子に興味を持ってもらえる生徒が増えてきた。そのため、今年度は低学年、中学年向けのイベントを予定。●来年度入試でいくつかの変更を検討中。【2025度 高校入試結果概況】●志願者・受験者・入学者ともに大幅に減少過去3年間、志願者数が増えてきたため、推薦基準・併願優遇の基準を上げたことが影響か?●主な併願校都立校 1位深川、向丘 3位鷺宮、豊島、東、文京、上野私立校 1位國學院 2位中央大学高 文京学院大学女子 専修大学附属●受験生の得点状況合格最低ライン(3科300点満点中)特奨72%、特進63%、進学50%英語・数学・国語とも上位層と下位層の得点差が大きい。●入学者アンケートによると、志望の決め手の第1位は「クラブ活動」マーチングバンド部、バスケットボール部、高校合唱部、演劇部などの全国大会や都大会等での活躍がプラスに。【2025年度大学受験合格実績】●国公立大 9名●早慶上理 1名●GMACH 28名●日東駒専 昨年39名→61名に。国公立大、上位私立大は昨年並み、中堅私立大は大幅に増加。※日本女子大学との高大連携もスタート【学校説明会日程】(1学期実施分のみ掲載)●京華女子中学5/25(土) 10:30〜 授業見学会6/21(土) 10:30〜 授業見学会7/13(日) 10:30〜 オープンキャンパス●京華女子高校5/10(土) 10:30〜 授業見学会6/14(土) 10:30〜 授業見学会7/13(日) 14:30〜 オープンキャンパス↑開放的なラウンジ【中島所感】2025年度は中学入試、高校入試ともに受験者数が減り、学校にとっては厳しい入試となったようです。ただ、次年度は反動による増加や事前優遇制度の基準の見直しも予想され、決して油断はできません。また、「三校ワンキャンパス」の新たな具体的な取り組みを検討中とのことですので、その動向に注目です。中学入試の得点状況の説明で、国語では、『読解力=論理的に文章を読み取る力』が、やや不足しているというご指摘がありました。また、算数では「速さ」や「割合」など、典型的な問題で得点できていないので、それらへの反復演習が必要という説明もありました。いずれも一朝一夕にできるものではなく、時間をかけてじっくり定着させる必要を私も改めて感じました。
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